どうせ夢の中でばったり会うのでしょう

ダウ90000になる夢を見た。ついに見てしまった。

 

ダウ90000になって、演劇公演に出るんだけど、他の仕事が何かで忙しかった私は、当日に初めて台本を読む。

楽屋と思われる場所で忽那さんと2人きり。忽那さんに「今からこれ覚えなきゃってこと?」と聞く。忽那さんは最後の方のページを見せて、「今日としばらくの公演は、この役で大丈夫!」と、台本を覚えるまでは、終盤で一回だけ登場する役を任される。

忽那さんからその役についての指導を受ける。

机に突っ伏して(両手を机の上に重ねた状態で、その上に顔を付けて寝ているような状態)左手だけ顔の下から抜いて顔の横にスッと出す。そして突っ伏したままほんの少し顔を浮かせて左手をチラリと見る。その左手薬指に誰かが指輪をはめる。

何か台詞があったかあやふやだけど、たしかこれで役目は終わり。

とりあえずの役の割には重要そうな役に内心「ラッキー🎶」と思いつつ、そんなダサい気持ちを見透かされまいと平静を装い、なるべく早く本来の役を始めるために必死で台本を読む。(目覚めてから思ったけど、このとりあえずの一回だけ出てくる役、私が本来の役に戻ったら誰がやるねん。結構重要そうなのに。)


記憶の限りだと、台本のはじめのほうはイメージのイラストだった。A3サイズの紙が十字線で4分割にされており、各スペースにイラストが書かれていたような気がする。重要なそのイラスト(演劇のテーマのイメージ)の記憶があやふや。そんなに面白いアイデアは私の中にないということなのか。悲しい。スケボーに乗った子、野菜、みたいなイラストがあった気がするけど。そしてテーマは「日常の中の些細な違和感」、些細で多くの人がわざわざ口にしないけど感じているような違和感、みたいなものだった気がする。具体的なことを思い出せないのがとても悔しいんだけど、また新鮮な角度だし、なんか一段とお洒落だし、面白いもの思いつくな〜と思った。なんならこれまでの中で一番好きな作品になりそう…!!と興奮した。けど重要なその内容は分からない。悲しい。


いつの間にか、蓮見さんや他のメンバーもいて、書いた人の目の前で台本を読むのってこんなに緊張するんだと思った。そんな感情ばかり覚えている。緊張のせいでちゃんと読めてなかったから台本の記憶があやふやなのかな。そういうことにしたい。

蓮見さんと話してて「美味しい役で良かったね」と言われ、(ゲッ見透かされてる…)と思う。夢の中の蓮見さん、ちゃんと蓮見さんだ。こう書くと冷たい感じがするけど、全然そうではなく、むしろとても優しかった。当日に台本を初めて見る自分を気遣ってくれているのを感じ、(これは人たらしだな…)とも思った。(良くしてもらっといてひどい感想)


多分、台本の序盤を読んでいる間に目覚めてしまったし、読んだ部分の記憶もない。夢の中の蓮見翔の脚本なら盗作が許されると思うから、またいつか夢に出てきて面白い脚本を見せてください。そしてそのアイデアを形にしたい。むしろ今ある「終盤の指輪シーンと微かに残るイラストのイメージ」を頼りに何か考えてみたいけど、だとしたらそれすらもここに書かない方が良いな。これを読んだ誰かの夢に私が出てきて、先に「終盤の指輪シーンと微かに残るイラストのイメージ」を盗作されてしまうかもしれない。

 

 

〜おまけ〜

ケータリング?を私がみんなの皿に分けるんだけど(紙皿とかでなく、各自の色とりどりの皿が楽屋にある)豚肉が入ってる中華っぽい炒め物を分けようとしてたら、もえこさんに「それ私のお兄ちゃんのお皿!」と言われる。(なんで楽屋にお兄ちゃんのお皿があるんだよ)と思いつつ「えーごめんごめん!」と笑っていた。