卑怯者でも遊んでね

まずはじめに、今日焼いた冷凍餃子の羽根が割れずに皿に移せたので見てください。



ありがとうございました。

最近はブログに書きたいなと思うことが色々とあったのだけど、それらを差し置いて取り急ぎ書かないといけないことが突如現れた。

「佐久間宣行のオールナイトニッポン0のインパルス板倉ゲスト回」。
この文字列だけで十分に聞きたいと思えるのだけれど、噂によると板倉さんが私の大好きなロバート秋山竜次について語っていると。
これは絶対に聞かなくてはと思いつつ、なんやかんやで先延ばしにしていたらradikoタイムフリーの期限が切れていた。まあ1ヶ月近く経つからそりゃそうだよな、と仕方なく無断転載されているものを聞いた。


先に自分のお笑いファン遍歴に触れておきたい。
(先に言っておきますが、とても長くなりました。)

今思い返すと、私は割と昔からお笑いが好きだったんだなと思う。
とは言っても、小学生のお笑い好きなんてかわいいもので、『エンタの神様』やゴールデン枠になってからの『はねるのトびら』なんかを見ていた、といった感じ。
中学、高校時代までは部活に没頭していたこともあり、変わらずバラエティー番組を好んで見ている程度だった。
そもそも、高校生まではガラケーで、ネットもなるべく使わないようにしていて記憶があり、今みたいに自由にYouTubeなんかを見られない環境にいた。
そんな中でも、テレビで見るはねトびのロバートや、エンタのラバーガールが好きだったことは覚えている。(今でもこの2組は好きなので好みは変わってないんだなと少し嬉しくなる)

大学生になって時間に余裕ができ、スマホを持ち始め、ネットを好きに使えるようになったので、好きな芸人を少し深く追うようになった。
とは言っても、中学時代から好きだった嵐や、大学2年からはエビ中にどっぷりだったので、お笑いの劇場に行ったのは記憶の限り大宮ラクーンに一度だけ。(残念ながら誰が出演してたか確かでないけど、しずる、フルポン、犬の心はいた気がする)
なので、大学時代のお笑いオタ活のメインは、ロバートの唯一の冠番組メ〜テレでやっていた『ザキロバ』をGYAOで見たり(こんなに面白いのになんでこれしか番組ないんだよとずっと思っていた)、YouTubeに無断転載されてるロバートやラバガのコントなどをひたすら見ていた。

そして、大学時代の後半あたりからだったか、千鳥にハマった。
地元が埼玉なのでテレ玉でやっている『いろはに千鳥』が好きで、千鳥のロケの面白さや語り表せない"良さ"に惚れ込んでいたし、『相席食堂』は初回から見ていて、いつの間にか番組が人気になった時は「みんな気づくの遅いな〜」と思っていたし、『チャンスの時間』の圧倒的なアホらしさと刺激でよりお笑いが好きになった気がする。

社会人2年目、2018年のM-1で、霜降り明星というそれまで『すべらない話』で一度せいやを見たことがあるくらいだったほぼ同年代のコンビが優勝するのを見て、その漫才の面白さと2人の勢い、少年漫画の主人公感に感動して、その瞬間からファンになった。
大阪のラジオ『霜降り明星のだましうち』やYouTubeでやっていた『パパユパユパユ』を見てたら2019年4月に上京、オールナイトニッポン0やレギュラー番組も次々に決まり、ほぼ全ての出演を追っていた。(今では好きな芸人が増え、マストで追うのはANNと霜バラくらいになってしまった)

そして、2019年のM-1で、(この時は)漫才ではなく平場でニューヨークに興味を持ち、YouTubeの面白さ、そしてネタの面白さでみるみるうちに虜になった。

ほぼ同時にオズワルドも好きになった。
M-1のネタも好きではあったのだけど、しっかりとハマったのは『アメトーク』の鳥貴族大好き芸人で、伊藤さんのワードセンスと初出演とは思えない果敢さに驚いたのがきっかけだった。
そこから、ニューヨークがやってるYouTube生配信『ニューラジオ』をオズワルドも始めるようになり嬉しかったし、「無限大っていう同じ劇場に所属してるんだ〜」とか、コロナ禍での合同zoom配信で伊藤さんがニューヨーク2人にいじられまくってるのが本当に最高で、2組の関係性を知り、どちらもより好きになった。

前半↓
後半↓

この2組(特にニューヨーク)のYouTubeを見るようになってから、無限大メンバーを中心にこれまで以上に色んな芸人の面白さを自然と知るようになった。
あとは、これまでリア垢(死語)でお笑いのことをツイートして誰にも相手してもらえなかったのが、エビ中のことしかツイートしてなかったアカウントでお笑いのことも呟くようになって、より情報が得やすくなったのと、自らも色んなものを見るようになったし、M-1だって3回戦から見るようになった。
なので、ここ数年で昔から好きだったお笑いがより好きになったのは確実だし、以前ツイートもしたように私は辛い時いつもお笑いに救われてきたので、これからも一生好き、というか必要不可欠なんだろうなと思う。

都内に住んでるのに、劇場に行くようになったのがここ最近なのはなんでだろうと思ったけど、都内でのライブが多いニューヨークやオズワルドにハマってすぐにコロナ禍になったしまった、という単純な理由だった。
これからはたまに通えたら良いな。最近何度か生で見て思うけど、やっぱり熱気とかで全然違うなと感じるので。




はい、本題です。

こんなお笑いファン遍歴を持つ自分にとって、今日聞いた佐久間宣行ANN0がとんでもなく良かったのだ。

板倉さんが元々、秋山・馬場と3人でロバートを組んでいたことも、今でも板倉さんと秋山さんが仲良しなのも知っていた。
けど、秋山竜次の圧倒的な天才さを、ずっと近くにいた元相方であり、はたまた親友であり、はたまた人気番組で長年共にやってきた同士?ライバル?は、あの時どう感じて、現在どう感じているのかを、こんなにも余すことなく話してくれるの?!?!と思った。
自分にとってとても贅沢だった。
痒いところにやっと手が届いたような感覚だった。

秋山竜次の天才だけどこんなにも愛され続けている理由をあらためて感じたし、2人の関係性がとてつもなく素敵なんだけどやっぱり少しだけ苦しくて、気づいたら何度も一人唸っていた。

あと、板倉さんってこんなに人の良いところを見つけるのが上手くて、それを素直に言葉にできる人なんだ、という発見もあって、より好きになった。
素直であるが故に"絶望"を感じやすくて、絶望ワクチンなんて打つ側になってしまうんだろうな、とも思ったけど。まあそれも良さではあるので難しい。

佐久間さんも言ってたけど、2人の映画、ぜひ見たい。誰か撮ってくれないかな。又吉?けど佐久間さん経由なら劇団ひとりの方が有力かな。

あと、恥ずかしいことに深夜時代のはねトびのコントを多分見たことがないので、近々TSUTAYAでレンタルして見たいと思った。ANN0を聞いたら、これは見なくては、となった。


前置きが本題の何倍も長いし、本題はANN0を聞いてないとよく分からないだろうし、めちゃくちゃ独りよがりなブログになってしまったけど、まあ良いでしょう。